2012年9月18日火曜日

パネッタ玄葉会談

他力本願では領土は守れない
           米国は日本の味方にはならない

●米国は、尖閣領土問題では、どちらにも味方しないと発表している。今回パネッタ玄葉会談でも、安保条約の範囲と言いながら日本には味方しないと矛盾したことを言っているのは、中国向けの場面づくりである。


●玄葉は、中国の前に日本に来てくれたことは日本に配慮した外交姿勢と喜んでいるようだが、実際は中国へのお土産作りのために先に日本にくぎを刺しに来たということに気付いていない。野田も玄葉も馬鹿扱いされているのである。


●パネッタは中国へ行って、米国は日本の味方はしない、すでに日本にそれは伝えてある、と中国側に媚を売るのが目的ある。(クリントンがAPECの前に中国に行き、米国債の買い取りを依頼している)


●日米安保は米国の利益のための条約であって、日本の安全保障を丸受けするものではない。日本の戦争には、米軍は出動しないことは覚悟しておくべきである。


●自分の国を守るために他国に頼ることは、なんの効果を得ない。あくまでも抑止力は自分自身の実力であって、他力本願で達成できるものではない。敵が恐れるものは、軍事力、経済力、科学技術力、国民の団結力、外交力、国家統制力である。軍事力にはゲリラテロ、サイバーテロ、謀諜テロが含まれる。(民主国家の限界と独裁国家への変革)

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