2013年1月12日土曜日

国際政治戦略


国際政治戦略は9割水面下で決まる
                            21世紀はユーラシア帝国の時代になる

1940年代の太平洋戦争、1950年代の朝鮮戦争、1960年代のベトナム戦争、1970年代の中東戦争、1980年代のイラン・イラク戦争、1990年代の湾岸戦争、2000年に入ってアフガニスタン戦争やイラク戦争、そして2010年以降の独裁政権打倒を目的とする謀略戦争が、10年に1回戦火を繰り返してきたのである。その地域は、すべてアジア、中東である。誰が犠牲になり、誰が利益を得るのか、それらに政治的対立の原因があったのか、地域紛争があったのか、全てが曖昧である。ただ言えることは、欧米の軍産複合体の生産ラインのランニングと在庫整理が達成され、武器輸出によって彼らが莫大な利益を勝ち取ったことである。20世紀はアジア人が血を流し、何百万人の民間人が犠牲になり、それによって欧米の軍事産業が発展した時代であった。現在21世紀、10年に1回予定される戦地は色々なシナリオがあった。しかし、ロシアの国際政治力、それを裏で支える謀諜活動が、米国、NATOよりもはるかに高度なレベルで妨害工作され、イラン、北朝鮮などの攻撃対象を攻撃することが出来なかったのである。かつてのベトナム戦争でアメリカが撤退する原因は、KGB、DGIによるアメリカ国内での反戦運動の激化によるものであった。DGIの工作員が、米国、カナダのキューバ大使館から莫大な資金を米国内の学生組織に提供し、キューバにて多くの若者に反戦デモ、反政府攻撃の訓練、指導をしたことによる成果であった。すべての戦争は、陰謀と謀略によって図られるものであることを、平和ボケした日本人は悟るべきである。衆愚植民地民主主義での限界を知れ。

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