2013年1月11日金曜日

不動産流通活性化

大阪府の最悪の財政を一年で立て直した橋下徹に学べ

ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランドの財政危機は、政治行政の金権腐敗堕落に起因するものである。欧米における民主主義の弊害が、政治家と役人の汚職という形で国家財政をでたらめに食い散らし、さらに国民に対して人気取り政策に終始したことにより、赤字が積もり積もったのである。我が国においては、欧米以上に財政バランスの赤字を抱え、その総額は一千八十兆を超える最悪の事態になっている。これも民主政治による人気取り衆愚政治の結果であり、衆愚が選んだ無責任政治家とそれをうまく利用し要領よく付き合ってきた役人との談合によって出た結果である。ここでまた安倍新政権は、財政収支を無視し、プライマリーバランスの均衡どころか景気対策と称して、二百兆もの巨大プロジェクトの推進を図ろうとしている。日本の経済のシステムは、今や財政金融政策で解決できるほど甘いものではない。完全に中小企業の経営実態は、20年間続いたどん底不況の結果、簡単に活力が生まれるような生易しい状態ではない。その解決には、銀行に差し入れた担保割れを解決するための不動産流通活性化の推進以外にはない。

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